マスキングは表面がツルンとしたものでしよう!

サンドブラストで表札も作ってみよう!

と、タイルを手に入れたのが1月の9日だった。

近所にあるガーデン光房さんってお店で聞いたら

余ってるタイルがあるので持ってって良いよと

30センチ角の正方形のタイルを二枚いただいた。


なんせ初めて彫る代物なので勝手が解らない。

取り敢えず白いのと黒いのを作ってみようと

片方のタイルは黒いペンキで塗ってみた。

削れば土台の白が出るのでいけると思ったのだ。


マスキングして削る文字の部分だけを切り取った。

ところがここで問題が発生。

タイルが陶磁器のようにツルンとしてなくて

表面がザラザラしてるのでテープがシッカリくっつかない。


不安は的中し、砂がテープの隙間から入ってしまい

余計な所まで削れてしまったのである。

これではいけないと途中で作業の手を止めて

違う方法で削る事にしてみた。


工芸用のハンドドリルを使って削る事にしたのだ。

ガラス工芸などを作る際に使うドリルである。

しかし、これも素人の私には上手くいかずに

綺麗に彫ることは出来なかった。

し、失敗だぁ~~~。

こうして黒いほうのタイルはお釈迦になった。


同じ方法で白いほうだけ成功する筈がない。

削るのを諦めてペイントだけで作る事にする。

幸いマスキングしてあるのでスプレーペンキを

掛けるだけで出来上がるだろう。

安易に思ってた私だったが一つ忘れてる事があった。


そうなのだ、テープには隙間があったので、

ペンキもその隙間から滲んでしまったのである。

ところどころ染み出してる文字が出来上がった。


さて困った。

乾いたペンキを見ながら処理を考えた。

もうタイルはこれしかない。

はみ出たペンキをどうにか剥がすしか方法が無い。

何時間もかけてカッターナイフと砂消しゴムを使い、

はみ出たペンキをこそげ落とした。


近くで見たら結構まだペンキが残ってはいるが、

ちょっと離れたら綺麗には見える。

まぁこんなもんで大丈夫だろう。

仕上げにラッカーを数回重ね塗りして仕上げた。

こうして出来上がったのが下の写真だ。

サンドブラストでは作れなかったが、

なんとか表札はそれらしいのが出来た。


※教訓

マスキングは表面がツルンとしたものでしよう!

川上シュンローのイラスト見本部屋

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