砂+1絵

かれこれ6~7年前からやりたかったことがあった。

それは砂絵だ。

何がキッカケでやりたくなったのかは覚えてない。

ただただ砂絵を作ってるイメージが浮かんで来たような気がする。

でもまだその頃はどんな砂絵を作るか?のイメージが浮かばなかった。

それで今頃になってから始めようと思ったのだ。


始めよう!と思ったのは鹿児島に来てからだ。

こっちに来てから、鹿児島らしいものは作れないかと考え続けてた。

加治木まんじゅうをキャラクターにLINEスタンプ作ったのもその流れだ。

そんなことばっかり考えてて、ふと思い出したのが火山灰だった。

これ使って何か作れないだろうか?

ここから「砂絵」へつながるまではすぐだった。


近所をうろついて火山灰を集めた。

すぐに集まるもんだとタカを括ってたが甘くはなかった。

桜島が噴く度に火山灰は降っては来るんだが、すぐに土に混じってしまう。

よって純粋に火山灰だけ積もってる場所など無いのである。

バケツに土毎入れて運んで帰ってきてはザブザブ洗って、ザルで火山灰と分けた。

汚いし若干臭うので洗剤も入れて洗いザルで漉して乾かした。

これに約一週間は掛かっただろうか?


果たして砂は出来たのだが、これを今度は染めなくてはいけない。

同じ色の砂では何が何やら絵にならないからである。

取り敢えず白、黒、赤、を作ってみたんだが白と赤が汚い。

実に使いにくい砂だという事が解った。

で、ここまでにまた一週間くらい掛かった。

これではいかん!と色んな砂を買ってきては試しまた一週間。

染め方や砂の大きさでも問題が出ることが解ってまた一週間。

なんだかんだで試作品が出来るまでに一ヶ月は過ぎてしまった。

売りの筈だった「火山灰」でも無いものになった。

これでは普通の砂絵ではないか!

他人がやってることやるのが嫌いな私は考えて一味加えることにした。

そうだ、砂絵に何かひとつ加えてみようではないか。

ってことで、ガラス玉を加えたのと、葉っぱを加えたのを作ってみた。

まだまだ緩いのでもっと違うモノとのコラボをやってみようと今考えてる。

考えてるだけじゃ絶対進めないのが解ってるのでタイトル考えた。

これでやらねばならない気分になるのである。

そのタイトルが今回のタイトル「砂+1絵」だ。

「すなとひとえ」と読んでください。


ってことで、現在の私の頭の中は砂絵の事でいっぱいです。

んで、これデザインもだけど、材料探すのがまた一苦労なのよね・・・。

そんな感じの今日この頃です。

川上シュンローのイラスト見本部屋

ここは川上シュンローが制作したイラスト集の部屋です。

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